2015-03-04 第189回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第1号
〔会長退席、理事猪口邦子君着席〕 もう少し中期的には、地方財政の逼迫、窮迫化という事態が予測されておりましたので、当時から、中期的な課題としては財政上の観点から合併論議が起こるという可能性があると思っていました。
〔会長退席、理事猪口邦子君着席〕 もう少し中期的には、地方財政の逼迫、窮迫化という事態が予測されておりましたので、当時から、中期的な課題としては財政上の観点から合併論議が起こるという可能性があると思っていました。
しかし、恐らく、地方行政の現状は、人口減少とともにやはり緊迫化し、そして窮迫化してきたんだろうという気はいたします。 振り返ってみますと、戦後、日本の政策は、先ほど来幾つも出ていますけれども、過疎対策の前に、一部事務組合の活用というのがやられたんですね、広域行政として。それはどんな狙いを込めていたかといったら、人口の都会流出をとめようと。
しかしながら、事業を開始した当時、多分昭和五十年前後だったと思うんですけれども、やはり今日に至って年金財政が極めて窮迫化して、そしてまた国民のニーズそのものもやはり変化をしてきた。
けということで、そういう経済活性化のための事態をやったのでございまして、このことによって私は破局的になっておった日本の経済の底割れしないで維持してきたということは、これでもう我々もその政策を是認しておるわけでございますけれども、その結果として国債が異常に膨らんでしまいましたこと、そして財政需要も依然として国債発行を続けてきたその水準においてやっぱり考えられるということになってまいりましたこと等が非常に財政を窮迫化
その後、ほったらかし、この繰り返しが非常に財政を窮迫化し、その結果、国債の物すごい増発になったことは事実でございます。 でございますから、でき得れば、減税をするならば、それに対する増収策はいかにあるべきかということをセットにして説明しなければ、国民が納得しないのではないかと思っております。
例えば五十年十二月の審議会で、「安易な財政運営により、将来財政状態が窮迫化」することがないよう、「今後とも完全積立方式の原則を堅持し、長期にわたる健全な財政運営を確保する必要がある。」と、ここまで言っておるわけであります。 あるいはまた、その直後の五十六年の改正で、従来の完全積立方式を放棄して、修正賦課方式に移行したわけであります。
○川崎(幸)政府委員 昭和二十七年の地方移譲が当初の予定したほど進まなかった理由でございますけれども、当時の地方財政の窮迫化あるいは当時は国に対する依存度というものも強かった、こういったような事情もあって地方自治体サイドの理解が得られなかった、こういったようなことが事情にあったのではなかろうかというふうに考えます。
このように、自民党政府が公約した財政再建は、完全に失敗し、財政窮迫化に拍車をかけることになった財政運営の責任は重大であります。 第二に、当該年度の歳出は、第二臨調の最終答申及び中曽根総理の節約一本やりの総需要抑制政策によりその後の国際収支の異常黒字、そしてG5以降の円高不況の引き金となりました。誤った財政運営の結果であったことは言うまでもありません。
それから国民皆保険、皆年金ということで一通りそれが国民全体に普及した段階で、最近の財政の窮迫化の中で民活導入ということがうたわれておるけれども、だんだんそれが進んでいくというと、社会保障というのは貧困者のみを扱うものに縮小してしまうのではないか、こういう御指摘でございました。 私は、医療というのは老若男女を問わず、貧富貴賤を問わず国民のニーズを満たすということが医療の本質だと思います。
今後、年金財政が窮迫化するのは避けられないとすれば、急激に国民負担を増大させないよう、国みずからが年金財政の安定化に努力すべきであります。私は、厚生年金と国民年金の積立金については、共済年金と同様、自主運用を原則とすべきだと考えますが、当面、積立金の一部を自主運用できる道を切り開くべきであると思います。
いや、あいまいなのではない、きちんとした姿勢あるいは方向づけを持ってやっていきたいんだけれども、窮迫化した財政状況がそれを許さないんだということかもわかりませんけれども、であるならば根本的な地方財政制度の見直しをやるということが必要であるし、そのことが最終的に、先生御指摘になりました恒久的安定化ということにつながるというふうに思っております。
しかしながら、この医療費支出の適正化の実施は、わが国経済の成長の鈍化による財政窮迫化と軌を一にしており、これは必ずしも偶然の一致とは言いがたいところから、医療費の適正化の財政対策としての側面のみが浮き彫りにされて、生命の尊重や医療に対する哲学が欠けているのではないかと私は思うのでありますが、このような批判に対してどのように受けとめておられますか。
それで、これがモデル的な計算でございますけれども、それを実地にたとえばよく御承知の、これは名前を挙げるわけにはいきませんけれども、財政窮迫化している石炭関連企業といったような場合の例をとりますと、そこでは加入者割合が五・四%になっている。そこではむしろ千分の三程度が負担軽減される、こういうかっこうになる。
したがって、予算、定員の確保、これにつきましては従来も努力をいたしているところでございますけれども、最近の国家財政の窮迫化、こういうところから安い政府というような点で定員の削減も計画的に受けざるを得ない、こういう情勢であるわけでございます。
、第一に、先般の昭和五十年度の定価改定以後たばこの消費が停滞していること、第二に、国内産の葉たばこの価格が国際水準に比べてきわめて高く、かつ品質においても著しい劣化傾向を見せており、しかも大きな過剰在庫を抱えることを余儀なくされているという点、第三に、このために専売公社が合理化のための企業努力を続けているにもかかわらず、原価の上昇を吸収することができず、専売益金率が低下し続けており、かつ経営資金が窮迫化
昭和五十四年度予算編成に当たっては、当面する内外の経済情勢から考えて、国内需要の拡大による景気回復を優先しながら、その中で失業の増加、福祉の後退、所得の伸び悩みで窮迫化する国民生活の防衛と安定成長への軌道を定着させることが強く望まれていたのであります。 しかしながら、政府の昭和五十四年度予算案では、この期待にこたえるには多くの問題があります。
○相沢委員 私の選出されている県も御承知のとおり財政力の非常に低い県でありますし、特にそのことを感ずるのでありますけれども、最近における地方財政の窮迫化ということは御承知のような情勢にあるわけです。そういうことであればあるだけに、地方交付税を通ずるところの財政調整の仕組みですね、これは、従来のいわば財政に余裕がある時代よりもさらに考えていいのじゃないか、そう思うわけなんです。
そういうことから見て「安易な財政運営により、将来財政状態が窮迫化するような事態を招くことがないよう、今後とも完全積立方式の原則を堅持」せよという建議がなされておるわけでありますが、そういう建議のあることを踏まえた上で安倍農林大臣はかなり前向きに修正積立方式も検討すべき課題と御答弁になっておられるわけでありますが、先ほど申し上げましたようなこの基金の将来の財政構造というものを展望して、現在農林省としてどういうふうにお
○政府委員(八木哲夫君) 財政審議会で、大臣からもお話ございましたように、財政審議会は財政当局の立場でいろいろ御議論しているわけでございますが、ただいま出ましたいろいろの問題の中で医療保険に関する問題につきましてお答え申し上げたいと思いますが、医療保険の問題につきましては、各制度を通じまして非常に財政状況が窮迫化しているということで、現在大きな問題点を抱えているということは間違いないわけでございます
私どもは、本年度予算の性格を、相も変わらず大企業優先の従来の政策を継続しながら、中央、地方の財政の窮迫化に藉口しながら、福祉政策の見直しと称しながらも、低成長経済の中でこそ福祉政策、社会保障の定着を図るべきにもかかわらず、高福祉高負担の原則を認めながらも、実質的には福祉の低下の中で、勤労国民に対しての高負担を押しつける施策をとっているということを感じないわけにはまいらぬわけであります。